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料理や手仕事、日々のよもやま話をつづります。
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2012年春からボチボチ通っていた、広島アンデルセンのベーキングスクールの全過程をこのたび何とか終了出来ました。



初級コースから始まって、中級、上級、研究会と、世界中のパンを作って来たのですが、1人きりではなく、同じテーブルの方々との共同作業で、生地をこねたり、丸めたりのチームプレイでしたが、皆さん気さくで温かい方ばかりで、楽しく学び、美味しく味わうことができました。

出会いに感謝‼︎です。

ちなみにコレは最近の研究会でのパンたち。

研究会では、世界各国の伝統的なパンを学ぶという趣旨なので、どちらかといえば、ポピュラーでなく、素朴な風情のものが多いです。







最初の校長先生は、広島アンデルセンの黎明期から関わってこられた生き字引と呼ばれる方でした。

ダンディーでステキな方でしたが、魔法のような手さばきでパンをこね上げる姿はまさにゴッドハンド。

色々なお話を伺いとても勉強になりました。そして、何度も手術をしたのだと明るく語っておられました。

闘病中にもかかわらず、先生が笑顔を絶やされることはありませんでした。

ずっと教えていただきたかったのですが、残念ながら、お亡くなりになりました。

まさに、先生の本が上梓されたのを見届けるように旅立たれたのでした。



ご存命の頃、一緒に撮っていただいた写真が一生の記念になりました。



先生の残されたお言葉です。



当面は、これまで教えていただいたレシピでパン作りのおさらいをして行きたいと思います。

卒業するって、ホッとすると同時に一抹の寂しさが伴います。

寂しい事は他にもあって、この広島アンデルセンの建物が、建て替えで当面閉鎖されることになっているのです。

私の思い出の色々な場面に、ここアンデルセンが度々登場して来ました。美味しいものや素敵な雑貨など、いつもワクワクさせられて、ちょっとお疲れ気味の時でも元気になれる、マイパワースポットのひとつだったのです。

数年後には新しい建物が出来るのでしょうが、今の佇まいとは違うものになっていると思います。

小学生の頃から家族や友人と利用してきたのですから、なんだか実家が取り壊されるくらい寂しくて切ないです。

今月17日が最終営業日だそうです。それまでにまたここに来れるかどうかわからないので、別れを惜しんでおきました。



その後、21日から現店舗の一角で部分営業を2月末の土曜日までされた後は、建て替え完了まで別の仮店舗での営業をされるようです。

お店の中はいつにも増して多くの人で賑わっていました。






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